1. カフェ・デ・コラソンってどんなカフェ?|カフェ・デ・コラソン川口勝さん インタビュー

(この記事は2013年9月に公開されました)

食の現場で活躍する方々をインタビューする企画。今回お話をお伺いしたのは、京都の西陣でカフェ「カフェ・デ・コラソン」を営む川口勝さんです。

  1. カフェ・デ・コラソンってどんなカフェ?
  2. 川口さんがバッハで学んだこと
  3. 川口さんが語る、美味しいコーヒーとは?

こころのカフェ、カフェ・デ・コラソン

「カフェ・デ・コラソン(Café de Corazón)」とはスペイン語で「こころのカフェ」という意味で、川口さんのカフェへの思いが込められた名前なのです。

このロゴは?

イラストレーターさんにお願いしてつくりました。

焙煎機に顔がありますね。

ゆるキャラです。

名前はコラソンくん?

看板を作ってくださった方はそう言っています(笑)。

「カフェ」っていう名前は今はいろんな所についてますね。飲食店じゃないところでも。うちはコーヒーをやっているのが分かるように、焙煎機をモチーフにしました。

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「地域のカフェ」が果たす役割

「カフェ・デ・コラソン」は京都御所の西側、閑静な住宅街の中にあります。おしゃれで清潔感のある店構えで、人通りの少ない静かな生活の場に溶け込んでいます。

お客さんは、やはり近所の方が多いんですか?

そうですね、近所の方が中心ですね。 年齢の幅も広くて、85歳の方が週に何回か来てくださるし、若い方では高校生の方が定期的に来てくださっています。男性女性問わず幅広く来てくださっています。うちは、地域にあるカフェ、生活していろんな人が来る店なんです。

街場にあるカフェと、地域にあるカフェとでは役割が違うと思っていまして、地域のカフェは何が重要かというと、単純にコーヒーを出してあとは自由に座って好きに過ごして帰ってください、というでのではなく、人との関わり合いがセットになってくるんです。会話が生まれたとか、コミュニケーションがあったりということとか。

お客さんと話をする中で、よく来てくれる若いお客さんが高校生ということがわかったり、85歳の方だったら、全然我々が知らないような戦前の話だったりということを聞くことができますし。 そうやっていたら、たまたまそこに居合わせたお客さんが「えーそうなの」って話に入ってきたりとか、新しい会話が生まれたりとか。 地域の中にあるカフェっていうのは、こういった一つの役割があるのかなと思っています。

「地域のカフェ」の原点

川口さんが「カフェ・デ・コラソン」を開いたのは2012年、最初は珈琲豆の販売をしていましたが、2013年に入ってカフェとしてオープンしました。このインタビューをさせていただいたのはカフェの開店から数ヶ月たったころです。

この場所を選ばれたのも、「地域のカフェ」を作りたかったからなのですか?

そうですね。もともと人通りの多いところにテナントを、ということは考えていなかったんです。人通りが少なくても地域の中で店をやって、だんだんと信頼を得ていくなかでお客さんに来てもらえるようなお店づくり、ということを頭には置いてあったので、ここはいいんじゃないかという話になったんです。

その前は東京の「バッハ」で店長さんをされていたんですよね。そこでの経験で、こういうお店を作りたいと思うようになったのですか?

そうですね。でも、もともとバッハに入る前からカフェとかサロンとかに興味を持っていて、カフェを開くためには何を身につけなければいけないのかを考えました。 そしたらやっぱりコーヒーについてきちんと勉強しないといけないんじゃないかということになって、就職先でコーヒー屋さんがないかと探していて、たまたまそ出会いがあってバッハに決まったんです。

でも最初はやっぱり、二十歳くらいですからね、単純にコーヒーの点て方、上手に淹れたいだとか、焙煎の技術を覚えて自分で作れるようになりたいだとかという、本当に単純なところしか考えていなかっですけど。

バッハのコーヒーはほんとうに美味しくて、多くの人が評価する名店です。川口さんはそこでコーヒーの淹れ方の技術だけでなく、もっと大切なことを学んだといいます。

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>> 第2回「川口さんがバッハで学んだこと」につづく


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Umio

Food & Learning の Umionia 代表。料理系ウェブサービスに携わった後、お菓子作りのコツを共有するサービスを開発。日本酒ジャーナリスト、日本酒コンシェルジュとして日本酒とそれを支える文化を伝える活動も実践。認定きき酒師、国際きき酒師(英語)、スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ。家訓に「いつも笑顔で、素直な心、食いしん坊ばんざい!」。

京都、東京、高松 http://umionia.com