マットで豆感たっぷり、コクのある香り。軽やかにふわりと入って、強くてクリアな柑橘を感じる酸味の存在感が続き、軽やかにキュッと切れる。カモシカが跳ねるような切れだ。酸味とコクが余韻に長く残る。野生のフルーツのような渋味が心に残る。干し草のような軽やかな香りも並走している。

エスペランサは農園の名前、パカマラはコーヒー豆の品種名。

2021年1月 カフェ・デ・コラソン(京都)にて