
岸田牧場「牛乳便り」とお団子
鳥取県、大山山麓にある岸田牧場の牛乳。 さらりとした口当たりだけど、味わいは豊か。油脂だけではなく、全体的に感じる濃厚さ。香りや油脂分に引っかかりがない。高温殺菌なのに焦げ臭が感じられない。飲み進められる牛乳。私は給食で牛乳が嫌いになったが、本当においしい牛乳に出会ってまた好きになった。やわらかい地元の団子とよく合った。 ...
鳥取県、大山山麓にある岸田牧場の牛乳。 さらりとした口当たりだけど、味わいは豊か。油脂だけではなく、全体的に感じる濃厚さ。香りや油脂分に引っかかりがない。高温殺菌なのに焦げ臭が感じられない。飲み進められる牛乳。私は給食で牛乳が嫌いになったが、本当においしい牛乳に出会ってまた好きになった。やわらかい地元の団子とよく合った。 ...
深い焙煎香りと豆の粉の香り、その奥にほのかにしっとりとしたベリーやチョコレートの香りがある。味わいはしっかりとしていて、渋味と苦味が強いけれども、どこか軽やかなところがある。香りの豊かさとのギャップ、この軽やかさがお菓子を引き立てる。後口に焼きバナナ、お菓子の焦げた部分の印象があって、このコーヒーはやっぱり焼き菓子に合うんだと実感する。キャラメルりんごのタルトは全体的にしっとりとしたリンゴのニュアンスがあってよい。 ...
まず香りを嗅ぐ。上品でシャープな焙煎香。シャープに入って、ぐっと酸味とコクが上がるけれど、すぐに切れる。潔く切れる。一瞬、空白になって余韻が薄いと感じるも、あとからしっかりとした土を感じる香りと苦味がやってくる。そしてずっと佇む。全体的に引っ掛かりがない。 ...
古材のテーブルに配膳されたコーヒーとケーキは、静物画のように調和がとれている。それぞれの器の存在感に、食べ物と飲み物が溶け込んでいる。しばし鑑賞する。 ...
柑橘のニュアンス、後口にはったい粉のような穀物感とコク。 白湯のように温かさだけを感じたらすぐに酸味の柑橘のニュアンスが広がり、枯れ葉、焙煎した小麦粉、酸味。時間の流れを楽しめるコーヒーである。 ...
落ち着いた木の香り。どちらかというと軽やかだけど、焙煎飲料としてのコーヒー感がある。少し柑橘のニュアンス。酸味とキュッとした収斂味でよく切れ、軽やかな土っぽさと、ゆずピールの余韻。 ...
口に含んでから喉越しまでにドラマのあるコーヒーだ。 引きしまったほうじ茶の香りと、酸味を連想させる香り。口に含むとまろやかな口当たりのすぐ後にきれいな酸味が盛り上がり、おだやかでまるくて甘い香りが広がる。少しうま味も。カシス、クランベリー、乾いた木の皮。後半、酸味によい重さを感じる。余韻にグレープフルーツのような柑橘を思わせる元気で繊細な酸味がまっすぐに広がる。 ...
シティーロースト(中深煎) ウォッシュド マットな豆の香り、上品な重厚さ、苦味できゅっと切れ上がる。余韻に柑橘のニュアンス。キレが良いのか印象的。丁寧に作られた、色の濃いイタリアンウォールナットの家具を思わせる。ツヤツヤでないオイルフィニッシュ。 ...
全体的にマットな印象で、軽やかで酸味が楽しめるコーヒー。ちょっと冷めると酸味がより楽しめる。 マットで落ち着いた香り。さらりとした口当たりで、柑橘のような酸味がきて、後半豊かに広がる。そしてきゅっと切れる。お尻が軽い。後口には少しマットな豆の香りと上品なコクとともに、酸味が収斂味に向かって集まるようにして終わる。 ...
台湾産コーヒー専門店で、Pingtung Wutaiのオーガニックコーヒーをいただく。数ある台湾セレクションの中から選んだ理由は、行ったことがある土地だから。山の上にある。 ...