
中深煎りグアテマラとロールケーキ〜六曜社珈琲店で懐かしさを全身で感じる
ロールケーキは卵の味わいがしっかりした、かための生地に、塩粒が入ったバタークリーム。よい! 懐かしい! 昭和の家庭の味がする。 見よ! この焼き目を! ...
ロールケーキは卵の味わいがしっかりした、かための生地に、塩粒が入ったバタークリーム。よい! 懐かしい! 昭和の家庭の味がする。 見よ! この焼き目を! ...
コーヒーは一種類、ケーキも一種類。 メニューには「ケーキ」としかないので何が来るのかわからなかったけれども、やってきたのは銀紙にのったベイクト・チーズケーキ。歯ごたえがよく、サプライズのレーズンがよいアクセントになっている。 ...
名物のピザをとても酸っぱいビール「サワーエール」で楽しんだあとのコーヒータイムである。 自然栽培のアラビカ種ティピカ コーヒーはウガンダ産でアラビカ種ティピカを自然栽培したもの。ティピカはアラビカ種で最も歴史の長い品種だ。 ...
鴨川を散歩していたら、素敵なテラスのような川床のような場所があるカフェを見つけたので、入ってみた。 以前YouTubeでの熟成古酒ライブで新橋の熟成古酒処の小林さんが教えてくれた、「 いちごにはカラメルの香りが含まれている 」ことがずっと頭に残っていた。だから、メニューに「いちごのモンブラン」を見つけて迷わず注文した。 ...
日曜の昼下がり、ブレンド・コーヒーをチョコ大福とともに。 チョコ大福は、このカフェの近くにある長五郎餅のもの。400年余りの歴史を持つ老舗だ。 大福にあるチョコの香りはほんのわずかで、「私はあんこである」との矜持を保っている。そのこしあんを包む餅皮は赤子の耳たぶのようになめらかで、米の存在を感じさせる香りが口いっぱいに広がる。はっとする味わいだ。このような食べ物に時折出会うことで、生きている幸せを噛みしめる。 ...
軽やかな焙煎香。丸い柑橘の酸味。分厚くて濃厚だけど、エアーのように軽やかに切れる。引っ掛かりが全くない。美しい。 ピスタチオ・ノエルは、濃厚なクリーム、ピスタチオの香りと食感、フランボワーズの酸味がバランスよい。後半にスポンジケーキ部分の舌触りが際立ってくるのがよい。コーヒーとよく合う、コーヒーが軽やかになる。ケーキとコーヒーが、余韻の中で同居してるのがよい。2つの長い余韻を楽しめる。 ...
パウダーっぽい濃厚さがある。軽やかな酸味、柑橘を思わせる酸味がきて、さっといなくなるように切れる。そして、コクと細かい苦味、豆の香りが持続する。 ...
深くて落ち着きのある焙煎香。細くて力強い苦味は、途中、酸味とともにまろやかな山となって、余韻でまたひとりになる。 すこし冷めると、酸味が引き立つ。苦味がやわらかになって、コクと一体化するのがよい。 ...
やわらかくないプリン、おいしかった! やっぱりプリンは湯煎焼き! コーヒーの酸味、柑橘とナッツの香りがプリンとよく合った。 2019年8月
上にのっているのは香川の餅菓子、おいり。 シャキシャキ、後口に酒粕のふくよかな香り。米を感じる。余韻は長い。おいりは時々食べると冷えすぎた口の中をやさしくしてくれる。ちょっと溶けかけると、さらに酒粕の香りがよく感じられる。後半に口腔を立ち上る。 ...