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吟吹雪(ぎんふぶき)〈酒米の系譜・滋賀県〉

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

滋賀県の酒米「玉栄」と酒米の王様「山田錦」をかけ合わせた「吟吹雪」

「吟吹雪(ぎんふぶき)」は、山田錦を母に、滋賀県で多く栽培され酒造りに使われている酒米「玉栄(たまさかえ)」を父にもつ酒造好適米です。

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滋賀県農業試験場が1984年より交配を開始、1998年に「吟吹雪」と命名されました。

玉栄は心白があまり出ないので吟醸酒向きではないとされています。また、山田錦は背が高く倒れやすいのが難点です。吟吹雪は、山田錦の栽培の難しさの改善を主な目的として開発されました。

その結果、山田錦よりも倒れにくく、玉栄よりも心白が出やすく、山田錦に匹敵する酒造りのしやすさを持つ品種ができました。

現在滋賀県のみで42トン生産され(平成28年度)、滋賀県内の多くの酒蔵で利用されています。

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吟吹雪の系譜図

母である山田錦、父である玉栄とも、雄町を祖先に持っていることが興味深いです。


参考資料