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開春 寛文の雫 生原酒|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

江戸時代の製法を再現して造ったお酒です。精米歩合は90%と食べるお米に近く、とても甘く複雑な香りとボディー感のあるお酒です。

製法は江戸中期の図解百科事典『和漢三才図会』の記述を元にしています。玉川のTime Machineも同じ文献を使っています。

とても甘く、艶のあるとろりとした口当たり、複雑な香り

色調は琥珀色。

とろりとして、艶のある力強いテクスチャー。

甘味はとても強い、みりんのような甘さ。いろいろな多糖類がハーモーニーを奏でている感じ。酸味もしっかり。ピール感とみつのような感じが口の中をじわ~っと上がっていく。香りは、はちみつ、米飴、飴、紅茶、熟したオレンジピール、漬け込んだレモンピール。

すごく甘いのに切れはよい。ボールドな苦味。余韻は長く、柑橘ピール、はちみつ、熟したかりん、ほのかに干し椎茸。旨味を感じる。

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ドライフルーツを漬け込みたい

ナッツ、腸詰め、照り焼き、ドライフルーツなどと合わせたい。むしろドライフルーツをこの酒に漬け込みたい。

澱がすごい

ラベルにも「酒の性質上、オリが沈殿しています」との注意書きがありますが、かなり積もっています。オリ自体を味わっていないですが、糖分が固まったものも含まれているのではないでしょうか? 見た目はみりんを温度の低い状態におくことでできるものと似ています。

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(テイスティング日: 2018年2月4日)

ラベル情報

商品名開春 寛文の雫 生原酒
醸造元若林酒造(島根県大田市)
特定名称
原材料米(国産)、米こうじ(国産米)
醸造年度-BY
原料米仁摩町産山田錦100%
精米歩合90%
酵母酵母無添加
アルコール度数14度
日本酒度-90
酸度4.4
アミノ酸度7.0
製造年月29-12
杜氏山口竜馬
その他情報島根県の酒師・堀江修二先生の指導を受け、江戸時代の文献(1712・和漢三才図絵)を参考にし 、当時の日本酒を忠実に再現いたしました。 現代の日本酒では味わうことの出来ない、個性豊かな香りと深い味わいをお楽しみ下さい。
生酛木桶仕込み
もろみ日数18日
平成29年6月上槽
酒米生産者 原田勲(太田市仁摩町在住)
商品ページ-

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