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町家でお酒を楽しむ会 No.31 川鶴酒造スペシャル|イベントレポート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

(2015年6月13日開催)

町家でお酒を楽しむ会の31回目は、香川県にある川鶴酒造の藤岡美樹さんをゲストにお迎えしました。

はじめての土曜日昼間の開催。28名の方にご参加いただきました。京町家の庭を眺めながら川鶴のお酒を味わう昼下がりをお過ごしいただきました。

藤岡美樹さん

乾杯から始まり、ゲストの藤岡さんのお話、藤岡さんの「炙りいりこ酒」づくりの実演をしていただきながら川鶴のお酒を楽しみ、日本酒好き同士での交流を楽しみました。

参加者の皆さんからは、

「造り手の苦労やエピソードを生で聞くことができ、自分の仕事や生き方に対する刺激をいただきました」

「縁側など町家の雰囲気が楽しめました」

「お酒をただ飲むだけでなく造る方の思いや出来上がるまでのストーリーを知ることでより美味しく大事にいただくことが出来ました」

「日本酒が好き、というキーワードでいろいろな年齢、地域など幅広い方々と出会えてよかった」

「女性が酒造りに関わることは大変だと思うけど、藤岡さんの存在が他の女性たちに勇気を与えていると思います」

などのご感想をいただきました。

讃岐くらうでぃで乾杯

讃岐くらうでぃで乾杯

まずはロックでぐびぐび飲めるお酒、「讃岐くらうでぃ」で乾杯です!
讃岐くらうでぃについては、藤岡さんからあとで詳しく説明していただきましたので、この記事でも後ほどご紹介します。

ゲストの藤岡美樹さんのお話

香川県からはるばるお越しいただいたゲストの藤岡美樹さん。川鶴のはっぴでの登場です。川鶴酒造のこと、川鶴のお酒のこと、藤岡さんと酒造りなどをお話いただきました。

お話をする藤岡美樹さん

藤岡さんは学生時代に酒蔵を見学して、発酵している日本酒を見て感動したとのことです。発酵の香り、ポコポコという音、その時の酒蔵の空気感、全てに感動しました。そして「いま搾ったところのお酒がほんとうに美味しくて、心の底からこれを造りたいと思った」といいます。

これが藤岡さんが日本酒造りにたずさわることになった原点です。

藤岡さんについてもっと知りたい方は、このイベント開始前の時間に行ったインタビューをまとめた記事がありますので、ご覧ください。

👉 酒造家 藤岡美樹さん|食のインタビュー

ご紹介したお酒ラインナップ

お酒ラインナップ

今回ご紹介した日本酒です。右から順に。

  • かわつる 純米原酒 14(川鶴酒造・香川)
  • 川鶴 純米大吟醸 袋しぼり 無濾過(川鶴酒造・香川)
  • 川鶴 讃岐くらうでぃ(川鶴酒造・香川)
  • 川鶴 炙りいりこ酒(川鶴酒造・香川)
  • 川鶴 純米 おいでまい しぼりたて(川鶴酒造・香川)
  • ほの苺(川鶴酒造・香川)

讃岐くらうでぃ

讃岐くらうでぃ

香川県の名産に「骨付鶏」があります。鶏のもも肉をスパイシーな味付けでグリルしたものです。これに合うのはやっぱりビール!なのですが、そこを日本酒で、ということで開発されたアルコール度数が低めで、ロックでぐびぐび飲めるように開発されました。

讃岐くらうでぃ誕生のストーリーについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

👉 讃岐くらうでぃ|酒造家 藤岡美樹さん

👉 川鶴 讃岐くらうでぃ|日本酒テイスティングノート

香川県のお米「オオセト」を使った純米大吟醸

香りとお米の旨味がある純米大吟醸、香川県の酒米「オオセト」を使っています。IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ。ロンドンで開催されているワインのコンテスト)の日本酒部門でシルバーを受賞。川鶴酒造の寺谷杜氏の技術が詰まっています。

👉 オオセト・さぬきよいまい〈酒米の系譜・香川県〉

香川県のお米「おいでまい」を使った純米酒

「おいでまい」は香川県の飯米(酒米ではなく、食べるためのお米)で、熱くても一等米が取れる温暖化に強い品種です。心白がないので酒造りにはむずかしいが、なんとかおいしいお酒をつくろうとチャレンジして造ったお酒だそうです。

藤岡さんによると、毎年みんなで知恵を出し合って工夫しながら造っているお酒とのこと。原料の「おいでまい」は食べて美味しいお米なので、料理と合わせられるように造られています。

川鶴 しぼりたて おいでまい

かわつる14

アルコール度数が14度の低アルコール日本酒。アルコール度数を抑えることで飲みやすく、数人でテーブルを囲むときボトルで注文できるようなシーンを想定して開発されたとのことです。

かわつる14

👉 かわつる14|酒造家 藤岡美樹さん

参加者の皆さんと話す藤岡さん

炙りいりこ酒

今回のハイライトは「炙りいりこ酒」!炙ったいりこを熱燗にしたお酒に入れていただくスタイルです。

いりこを炙る藤岡さん

「炙りいりこ酒」については、別記事にまとめました。

👉 炙りいりこ酒(町家でお酒を楽しむ会 No.31 川鶴酒造スペシャル)

ほの苺

日本酒を使ったいちごのリキュール「ほの苺」はシャーベットに。日本酒がずっと来たあとに甘いお酒をどうやってお出しするかを悩んだいたところ、藤岡さんのアドバイスでプラカップに入れて冷凍しました。アルコールがあるのでカチカチに凍ることなく、冷凍庫に入れておくだけで、さくさくの大人のシャーベットになりました。

ほの苺

👉 ほの苺|酒造家 藤岡美樹さん

イベントを終えて

今回は休日開催ということもあって、はじめてご参加いただく方が半分以上でした。女性の参加者のほうが男性よりも多い会でした。

皆さんにお伺いしたところ、ほとんどの方が香川県に行った経験がありましたが、川鶴のお酒を飲んだことがある方は4分の1程度とのことでした。このイベントのあとに川鶴のお酒を大好きになってくれていたらいいなと思います。

参加してくださった皆さん、ゲストの藤岡さん、ありがとうございました!

川鶴オオセト純米大吟醸


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