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まんさくの花 MK-Y MK-Z 2016 飲み比べ|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

「まんさくの花」の日の丸醸造が、通常使用していない酵母や酒米の組み合わせで新たな味にチャレンジする「Mansaku Koubo Project」。そこから生まれたお酒、「X」「Y」「Z」のうち2本を味わいました。

MK-Y 2016 軽やかで米を感じるお酒

MK-Yは蔵内で分離・培養した「蔵付分離酵母」を使って醸した日本酒。原料米は「日の丸」。大正末期から昭和初期にかけて秋田県で栽培されていたが、一旦断絶した酒米です。宮城県の農業試験場に保存されていた30粒の種籾から復活しました。

アタックは軽やかで、米らしいややシルキーな口当たり。柑橘とミルクの香り。甘味は中程度だがうま味はたっぷり。酸味がじわりと口の中を上る余韻、ほどよくうま味が残ります。

どんな食事も合うお酒です。

MK-Z 2016 骨格を感じるお酒

MK-Zは2014年に開発された秋田県の酵母「UT-2」を使用、原料米は秋田県のオリジナル米「秋田酒こまち」です。

米らしいシルキーな口当たり。みかんなど柑橘の香り。苦味は強めでキレが良く、ほのかに酸味とうま味が余韻に残る。MK-Yと比べると骨格があると感じられるお酒でした。

単独で楽しむほか、淡白な味の料理、たとえば豆腐や湯葉などと合わせたいお酒です。

Mansaku Koubo Project

京都市内の日本酒バー、和酒美ずきにて。

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MK-Y 2016 ラベル情報

  • 商品名: 純米吟醸一度火入れ原酒 まんさくの花 MK-Y 2016
  • 醸造元: 日の丸醸造(秋田県横手市)
  • 醸造年度: -BY
  • 原料米: 日の丸 74%、山田錦 26%
  • 精米歩合: 50%
  • 酵母: 蔵内から採取・培養した蔵付分離酵母
  • アルコール度数: 16
  • 日本酒度: +2.0
  • 酸度: 1.4
  • アミノ酸度: -
  • 瓶詰め: 2016-09
  • 杜氏: -
  • その他情報: 奥羽山脈栗駒山系伏流井戸水

MK-Z 2016 ラベル情報

  • 商品名: 純米吟醸一度火入れ原酒 まんさくの花 MK-Z 2016
  • 醸造元: 日の丸醸造(秋田県横手市)
  • 醸造年度: -BY
  • 原料米: 秋田県産 秋田酒こまち
  • 精米歩合: 55%
  • 酵母: UT-2
  • アルコール度数:
  • 日本酒度: +1.5
  • 酸度: 1.5
  • アミノ酸度: -
  • 瓶詰め: 2016-09
  • 杜氏: -
  • その他情報: 奥羽山脈栗駒山系伏流井戸水

Mansaku Koubo Project