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濃醇辛口純米酒 80 貴 2015 vintage|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

地元の土壌・風土を活かした酒造り

永山本家酒造場は1888年に創業。銘柄や「男山」出会ったが、2001年に永山貴博が杜氏になり、翌年新銘柄「貴」を販売[1]。その翌年にはDancyuの「味わい充実の日本酒」の酒販店や日本酒ライターが選ぶ「隠れた地方の名酒」で1位に[2]

仕込み水はカルシウムなどのミネラルを含む中硬水、秋吉台・秋芳洞カルスト大地を源流とする厚東川水系の水。「酒蔵の土壌や風土を反映させた個性を磨くこと」を酒造りの哲学[1:1]としている。その考え方はコーポレートサイトのURL、"domainetaka.com(ドメーヌ貴)" に現れている。

「ドメーヌ」という表現を使ったはじめての酒蔵ではないだろうか。ワイン醸造の哲学の日本酒業界への影響についてはしっかり調べてみたい。

最近では、ブルゴーニュにワイン畑を取得し、兵庫県の山田錦の圃場近くに酒蔵を検査えつしている「醸し人九平次」が思い浮かぶ。

しっかりした骨格で、濃厚な味わい、アルコール感もたっぷり

上立ち香はアプリコット。ふわりとしたテクスチャー。しっかりとした強いアタック。骨格がある酒。アルコール感がぐわっと上るダイナミックな味わい。甘味は控えめでやさしく、酸味はしっかり。バナナ、ウリ、白玉粉の香り。余韻でもまたアルコールを感じる。

酸味とアルコール感を生かして、いろいろな料理に合わせたい。甘辛い味付けの料理や焼き肉にあう。

パリの日本家庭料理レストラン、Taekoにて。

(テイスティング日: 2018年2月23日)

ラベル情報

商品名濃醇辛口純米酒 80 貴 2015 vintage
醸造元永山本家酒造場(山口県宇部市)
特定名称・種別純米酒
原材料米(国産)、米こうじ(国産米)
酒造年度-BY
原料米山田錦
精米歩合80%
酵母-
仕込み水秋吉台・秋芳洞カルスト大地を源流とする厚東川の地下からくみ上げたカルシウムなどのミネラルを含む「中硬水」
アルコール度数15.8度
日本酒度-
酸度-
アミノ酸度-
製造年月2017-03
杜氏永山貴博(大津流)
その他情報-
商品ページhttps://www.domainetaka.com/sake

濃醇辛口純米酒 80 貴 2015 vintage

濃醇辛口純米酒 80 貴 2015 vintage 裏ラベル


  1. 「貴」永山本家酒造場 / 蔵のこと ↩︎ ↩︎

  2. 味わい充実の日本酒34. Dancyu. 2003年3月号. pp. 36-37. ↩︎