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サードウェーブ日本酒立ち飲み屋について(立ち飲み屋リストあり)

日本酒コンシェルジュ・Umio 日本酒コンシェルジュ・Umio

今年(2017年)は立ち飲みに開眼した年でした。(* この記事立ち飲み屋リストは2018年も更新中です!)

中津・大西酒店での対話から

昨年(2016年)の暮、誘われて大阪・中津にある立ち飲み屋「大西酒店」に足を踏み入れてから、僕の頭の中の20%くらいは立ち飲みで占められるようになりました。

大西酒店は日本酒のラインナップが素晴らしい酒販店。昼間は酒を売り、夕方から立ち飲みスペースが出現し角打ちができるようになります。

すでに京都の「益や酒店」「すいば」、梅田の「たよし」などの立ち飲み屋で盃を傾けていたのですが、この大西酒店での酒を通した対話の中で、「立ち飲み屋にはウェーブがある」という考えが湧き出てきたのです。

立ち飲み屋のタイプを考えた

その後、3月に京都で開催されたInternational Open Data Day「酒タウン&酒ペディア」で、日本酒の魅力についてお話をする機会をいただきました。

そこでまとめたのがこのスライドです。立ち飲み屋を3タイプに分類しました。

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江戸時代から酒販店の店先で酒を飲んでいた角打ち由来の「トラディショナル(ファーストウェーブ)」。

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戦後のヤミ市由来、あるいはその形態にならったディープで安い立ち飲み屋「ディープ(セカンドウェーブ)」。

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そしてここ数年で目立つオシャレ系で酒のラインナップにもこだわった立ち飲み屋「サードウェーブ」です。

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このあと、7月に京都市産業技術研究所で開催された京都酒造工業研究会技術講習会での講演でもサードウェーブ立ち飲み屋に言及しましたが、すこし反応をいただきました。

うちはどの分類にも入らないよ!

その後、オフィスでのみりんのテイスティングのあと、流れで5人集まって立ち飲み屋に繰り出すことがありました。

オフィスから一番近い立ち飲み屋「井倉木材」でヤングコーン(僕の大好物です)を炭火焼きしていた大将に、「サードウェーブ立ち飲み屋を渡り歩いている、ここもサードウェーブですね」という話をしたところ、

うちはどこにも分類されない、井倉木材というジャンル

と力説。かっこいい! そういうところがサードウェーブなんです。

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僕が行ったことのある立ち飲み屋リスト

自分で発掘したものは少なく、ほとんどどの店は酒友に連れて行ってもらったり教えてもらったりしたものです。この場で酒友の皆さんに感謝の言葉を述べたいと思います。

ファーストウェーブ

ファーストウェーブでも日本酒などの酒のラインナップが充実しているところと、そうでないところがあります。

セカンドウェーブ

とにかく安いです。

  • たよし(大阪)
  • お立ち呑み処 ひょうたん(京都)
  • 鳥岩(京都)
  • 立ち呑み いなせや(京都)
  • BOND(京都)
  • 富士屋本店(東京・渋谷)

サードウェーブ

おしゃれで、特に日本酒のラインナップにこだわっている店。独自のコンセプトを持っている店。

気になってるけどまだ行ったことのないところ

これから行きますよ!

  • たちのみいしまる(さいたま)
  • 高木与三右衛門商店(京都)
  • 庶民(京都)
  • 立ち飲み 傘(きゃさ)(京都)
  • 立ち飲み もみじ(京都)

2017年9月5日追加!

この記事を読んでくれた方に教えていただいた立ち飲み屋さんです。

2017年11月追加!

埼玉出身の日本酒ファンの方に教えていただきました!

  • 角打新井商店(埼玉県川口市)
  • SAKE CUBE KYOTO(京都市)

2017年12月追加!

2018年3月追加!

これから

サードウェーブの中でもいろいろな方向性があります。更に細かく分類する必要があると考えられます。ざっくりとサードウェーブをくくるだけでなく、一つ一つのお店をじっくり楽しんで、それらの個性を見てきたいです。