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特撰 白鶴 飛翔 ドライ|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

輸出ナンバーワンの清酒メーカー、白鶴酒造

清酒製造数量が全国一の灘の白鶴酒造は輸出量も日本一。2017年は3,024kLを50カ国に輸出している[1]。2位の月桂冠の2倍近い量だ。1900年のパリ万博に出品して以来、100年以上の歴史を誇る[2]

その白鶴にブラジル・サンパウロの割烹 Kinoshita で出会った。「白鶴 特撰 白鶴 飛翔 ドライ」、現地では “Hakutsuru Dry” と呼ばれている。

軽やかで味がある、米を感じるお酒

温度帯は7度前後、リーデルのワイングラスでいただいた。軽やかで味がある本醸造酒。ワイングラスなので上立ち香を見た。乳酸系の香り、青草の香り。ほのかに糠の香りがある。やわらかな口当たり、乳酸系、すだち、軽やかなミルク飴の香り。切れが良い。美しく切れる。余韻はやや短いが、白玉粉の香り。温度帯と器が、酒のシャープな味わいを引き出した。全体的に米のニュアンスを楽しめた。

幅広いタイプの料理に合う

寿司と合わせるとミルキーな香りが魚を包み込む。もちろん、シャリにも合う。牛肉を味噌で味付けした料理と合わせた。味噌の濃厚な味わいが酒の爽やかさを引き立て、酒の酸味が肉と味噌の味に芯を与えた。いろいろな料理に合う酒だ。

牛肉の味噌味

本醸造はうまい

本醸造のうまい銘柄は技術力がある証拠。アルコールを添加することによる風味の調整には高い技術力が要求される。そして、きりりと冷やして飲むと本醸造のおいしさを引き出す事ができるのだ。もちろん、この酒は温めてもおいしいだろう。

(テイスティング日: 2018年11月14日)

ラベル情報

商品名特撰 白鶴 飛翔 ドライ
醸造元白鶴酒造(兵庫県神戸市東灘区)
特定名称・種別本醸造酒
原材料米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
酒造年度-BY
原料米-
精米歩合麹米65%、掛米70%%
酵母
仕込み水-
アルコール度数15-16度
日本酒度+4
酸度1.5
アミノ酸度1.4
製造年月2018-04
杜氏-
その他情報-
商品ページhttp://www.hakutsuru.co.jp/product/nihonshu/hisho_dry.shtml

特撰 白鶴 飛翔 ドライ


  1. 酒類食品統計月報. 清酒輸出、200億円台が視野に. 2018年4月号. ↩︎

  2. 農林水産省. 平成29年度 輸出に取り組む優良事業者表彰 受賞者の取組内容. 2018年2月. ↩︎